５月の雪

麗しの５月にやっと「雪」がベルリンフィルハルモニー室内楽ホールで初演されます。「お母さんが山に入ると本当に雪がふってきました」と楢山の道中で息子が歌います。コーラスの指揮者、フランチスカ・ベルティのメールを引用します。「何ヶ月も前から私たちは『雪—　死ぬことの困難さ』 久保摩耶子作曲、を練習してきました。初演が目の前に迫っています。新しい冒険が３つあります。シングフラウエンとクラシカル・レスビアンズとの共演、素晴らしい指揮者のシルビア・フィッシャーと私は指揮だけでなくソリストとしても登場します。現代音楽、そしてプログラムにはトーマス・ノル指揮のカンターレも登場し100人にも及ぶ歌手が舞台に並びます。」
初演２日後にはベルリン市庁舎の近くにある1695年建設されたパロッキアール教会、ベルリン最初の宗教改革後の教会で再演が待っています。