「今日、私は赤い」の放送
ドイツではしょっちゅう現代音楽が放送されます。もちろんクラッシク音楽、バロック音楽よりも少ないですが、1週間2、3時間作曲家のポートレートとか現代音楽フェスティバルの録音などを聴くことができます。つい最近ケルンでの演奏会も録音され、演奏に立ち会えなくてもラジオで聴くことができました。ラジオの司会者の説明の中で「武満徹は、日本伝統楽器は無限な自由さで響く、と言っている」と述べました。果たしてそうでしょうか。私には伝統楽器は無限なる自由と正反対に多くの制約があり、そのサウンドもえらい無理をしているように聞こえます。楽器が奏でる音は自然界の中の音に近づくべきである、などと言われていますが理解し難いです。
録音「今日、私は赤い」ドイチェランド放送局、2019年2月11日 演奏:クセノンサキソフォーンカルテット
Radiobeitrag "Heute bin ich rot"