© Mayako Kubo

作曲授業の限界

プラハ音楽院では1ヶ月に1回作曲科の全学生と教授が集まって公開セミナールがあります。25人くらいの作曲科学生の中に2人だけ女学生がいました。私は作品の紹介をした後、2人の女学生にぜひプロの作曲家になるように健闘してくださいと述べました。ベテランの教授がなぜ私は作曲を教えないのかと質問しました。「作曲は教えられる科目でしょうか? 作曲は学べるでしょうか?」と答えたら、「それなら私は失業者になってしまいます」と教授は真剣な顔で答えてくれました。

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声枯れのリン
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プラハで踊るイザナギ